9月17日、大統領令第661号はアシャン、ネスレ、FMロジスティック、旧ルロワ・メルランのロシア法人16社をAO「L.E.V.マネジメント」の「暫定管理」下に置いた。3日前の記事では、この会社について公に知られていることはすべて報道に由来し、法人登記では何も確認していないと書いた。今日、その確認を行った。9月21日に連邦税務庁のサイトで生成され、同庁の適格電子署名が付された法人統一国家登記簿(EGRUL)の抄本2通から、大統領令にはない三つの事実が分かる。管理会社には、会社情報の信頼性に疑義があるとする税務庁の記録が2026年1月16日付である。現任の社長が登記簿に記載されたのは9月10日——大統領令の7日前だ。そして9月21日時点でも、アシャンの登記上の所有者は大統領令以前と同じフランスとオランダの会社で、9月17日以降の記録は一件もない。
管理会社の7ページ
AO「L.E.V.マネジメント」の抄本は7ページある。登記日は2024年10月16日。ヴェドモスチの報道が正しく、ノーヴァヤ・ガゼータ・ヨーロッパの「2025年末」という説は登記簿と一致しない。資本金は1万5000ルーブルで、これもヴェドモスチの報道どおりだ。登録された主たる事業は70.22「商業活動および管理に関するコンサルティング」。従たる事業は有価証券への投資、資本金への出資、自己所有不動産の売買と賃貸である。
2年足らずで、この会社には8件の記録が加わり、うち3件は2026年のものだ。6件目の2026年1月16日付記録は、税務庁自身による検査の結果である。
「法人統一国家登記簿への、法人に関する情報が信頼できない旨の記載(法人統一国家登記簿に収録された法人情報の信頼性を検査した結果)」
税務庁が何を信頼できないと判断したのか、抄本には記載がない。書式にあるのは判断と記録番号で、検査対象ではない。7件目の2026年3月3日付記録で、会社の住所はモスクワの第2トヴェルスカヤ・ヤムスカヤ通りの一室に変わった。8件目の2026年9月10日付記録で、現任の社長アンドレイ・クラユシキンが記載された。この会社に16法人の管理を委ねる大統領令第661号が署名されたのは9月17日、この記録の7日後である。抄本が示すのは日付の順序だけで、決定がどう下されたかは分からない。
抄本に株主は載っていない。EGRULは株式会社の株主名簿を扱わないからだ。記載されているのは株主名簿の管理者、AO「レエストル」だけである。公開登記からは、管理会社の所有者は分からない。
アシャンの118ページ
OOO「アシャン」の抄本は118ページあり、記録は342件、2002年の登記から今日までを収める。資本金は16,772,051,074.08ルーブル。持分保有者は二者で、フランスのSOGEPARが99.99858パーセント、オランダのMeelacker B.V.が0.00142パーセントを持つ。大統領令第661号が管理下に置いたのは、この二者が持つ小数第5位まで同じ比率の持分である。
最後の記録は2026年9月15日付で、大統領令の2日前に許認可当局が出したライセンス再交付の通知に関するものだ。9月17日以降の記録は一件もない。所有者、管理者、経営者の変更について、いずれも記録はない。登記簿上の社長は、2025年9月11日付の記録で記載されたアイスル・バラバイのままだ。アシャンの2026年の記録はすべてライセンスに関するもので、例外は5月にロススタットから届いた事業コードの更新一件だけである。
ここから見えるもの、見えないもの
大統領令第302号による暫定管理は所有権を移転しない——3日前の記事で、大統領令自体の条文からそう確認した。いま登記簿も同じことを示している。アシャンの持分は9月17日以前とまったく同じく、SOGEPARとMeelacker B.V.の名義で記録されている。国庫に金をもたらす売却——28社の連邦保有持分の売り出しで説明した仕組み——は、連邦所有の財産から始まる。ここでは連邦所有は生じておらず、登記簿は今も外国の所有者を示している。国家が得たのはアシャンの資金を管理する権限であって、予算の歳入源ではない。
もう一つの問題は、その資金を誰が管理するのかだ。登記簿の答えは、資本金1万5000ルーブル、登録上の事業は「コンサルティング」、税務庁による情報の信頼性への疑義の記録があり、社長が大統領令の7日前に記載された会社である。これらはすべて、伝聞ではなく、税務庁が署名した抄本で裏付けられた。
これが私たちのモデルに与える変化
今日は何もない——3日前と同じ理由による。資産の移転は8指標に含まれず、大統領令も抄本も金額を一切記していない。
この経路がいつか予算に金をもたらすなら、それは財政赤字に現れる——12か月移動赤字がGDP比3.3%で100点中65点である。財政耐久力指数は100点中47.3点、ストレス圏にある。延滞売掛金は9点で8指標中もっとも弱く、予算の石油・ガス収入が14点でこれに次ぐ。今日のデータ更新でどの指標も動かなかった。8指標の現況はモニターで確認できる。
わからないこと
AO「L.E.V.マネジメント」を誰が所有しているのか。 株主名簿はAO「レエストル」が管理しており、公開されていない。この抄本からは分からない。
税務庁がどの情報を信頼できないと判断したのか、その問題が解消されたのか。 1月16日の記録にあるのは検査結果であって、その対象ではない。3月3日の住所変更はそれへの対応かもしれないし、そうでないかもしれない。抄本にはこの記録を解除する記録がなく、私たちはどちらも主張しない。
暫定管理者がそもそもアシャンの登記に現れるべきものなのか。 9月17日以降の記録の不在は、9月21日時点の登記簿についての事実であって、大統領令が履行されていない証拠ではない。記録はこれから現れるかもしれない。そうした記録の手続きと期限を、私たちは確認していない。
管理会社の2025年の財務諸表。 国の会計報告サイトはアプリケーションの画面しか返さず、会社の報告書は入手できなかった。したがって、事業を行っていたかどうかについては何も言わない。