9月14日、官報ポータルが9月12日付政令第1156号を公表した。2ページのスキャンで、全ページを読んだ。製油所が取引所で売らなければならない燃料の量を定める規則に、一段落を加えるものである。この下限は市場規制ではなく税の条件だ。税法典により、下限に届かなかった製油所はその月の石油原料に対する物品税率がゼロとみなされる。今後は、電気・熱エネルギーの生産設備の所有者に対する取引所外の販売も下限に算入される。しかも政令は2026年7月1日まで遡及し、すでに終了した7月と8月にも適用される。エネルギー省はこの買い手の名簿を、独占禁止当局だけでなく連邦税務局にも渡さなければならない。政府も財務省も、この政令を告知していない。
政令が定めること
第1項は、2021年4月29日付政令第669号で承認された規則の第4²項に、第八段落を加える。新たな買い手の類型はこうである。
「所有権その他の適法な権原により電気および(または)熱エネルギー(出力)の生産設備を保有し、発電のための機器に燃料を供給する組織であって、燃料エネルギー複合体の分野における国家政策の策定および法規制の機能を担う連邦執行機関が承認する名簿に掲げられたもの。」
第2項は、施行日から15営業日以内に、2026年8月10日付政令第1003号の付属書の様式に従ってこの名簿を承認し、「連邦税務局および連邦独占禁止局に」提出することをエネルギー省に義務づける。第3項は、独占禁止当局が自庁サイトで公表するよう定める。第4項は適用範囲を定める。
「本政令は公式公表の日に施行され、2026年7月1日から生じた法律関係に適用する。」
署名はミハイル・ミシュスチン。政令はこれ以外を変更しない。
取引所の下限がなぜ税の条件なのか
仕組みは石油原料の物品税を通じて働く。税法典第193条第8項はこう述べる。
「本項に定める他の条件の充足にかかわらず、当該課税期間において次のいずれかの条件が満たされる場合、当該課税期間の石油原料に対する物品税率(А_НС)は0とみなす。……当該課税期間に取引所(複数の取引所)が行う取引において、および(または)ロシア連邦政府が定めるその他の場合において販売された高オクタン価……自動車ガソリンおよび(または)軽油……の数量が、ロシア連邦政府の定める手続により納税者が自ら決定する取引所販売の最低数量を下回った場合。」
この文で効いているのは二つの言い回しだ。最低数量を決めるのは政府であり、税規定の適用条件が法律ではなく政令で定められている。そして「および(または)ロシア連邦政府が定めるその他の場合において」という語句は新しい。これを当該段落に挿入したのは2026年8月4日付連邦法第292-ФЗ号で、国家院が7月21日に可決、連邦院が7月24日に承認した。法律そのものを読んだ。その第2条は「第193条第8項第二十七段落」を改め、末尾の条がこの改正を「2026年7月1日から生じた法律関係に」及ぼしている。この文言があるため、取引所の外で結ばれた販売も取引所の下限に算入できる。
税率ゼロが製油所に何を失わせるかは第200条から分かる。その第27項は、加工に回された原料について「納税者が計算した物品税額に係数2を乗じたもの」を控除できるとし、それを「К_ДЕМП の額だけ増加(減少)させ」——これがダンパーである——「製油所投資加算 К_ИНВ の分だけ増加させ……К_ВРК の額だけ減少させる」と定める。税率がゼロなら、係数2を掛ける対象となる計上済みの物品税が存在せず、この控除のうち逆物品税の部分はゼロになる。
実際に取引所で売る必要がある量
規則第2項はガソリンの下限を製油所の月産の15パーセントとし、「2026年7月1日から12月31日までの期間は10パーセント」とする。第3項は軽油を16パーセントとする。
政令1156が広げる第4²項そのものも、8月10日に加えられたばかりで、これも7月1日に遡って効力をもつ。同項は、相手先を指定した取引所注文および取引所外の契約で売られた数量をこれらの下限に算入することを認めるが、「合計してガソリンは8パーセントポイント、軽油は13パーセントポイントを超えない」範囲であり、買い手が名簿に載っている場合に限られる。9月12日まで名簿には六つの区分があった。農業省の名簿に載る組織、極東発展省の名簿に載る北方輸送の組織、建設省の名簿に載る建設組織、2022年9月17日付指令第2679-р号で授権された唯一の輸入業者、2022年10月19日付大統領令第757号に基づき地域の対策本部が授権した供給者(首相または担当副首相が供給を承認した場合)、そしてロシア鉄道である。発電設備の所有者は七つ目となる。
以下は私たちの計算だ。この半年に売らなければならないガソリン生産の10ポイントのうち、最大8ポイントは取引所の外で売れる。残る2ポイントは実際の取引所販売でなければならない。軽油は16から13を引いて3ポイント。同じ規則の別段落である第4¹項は、同じ7月から12月の期間に、自動車による自家引取りでさらに1パーセントポイントまで算入することを認める。
十週間で三度目の緩和
この規則は2026年に四度改められた——5月21日付第574号、7月2日付第825号、8月10日付第1003号、そして今回9月12日付第1156号である。第574号は読んでおらず、その内容については何も主張しない。他の三つは同じ方向を向き、いずれも過去に遡る。第825号と第1003号は6月1日および7月1日に遡って下限と例外を書き換え、第1156号は7月1日から例外をさらに広げる。
遡及適用が、この措置の目的を示している。7月と8月に適用される規則は、これからの出荷ではなく、すでに終わった課税期間を締める話だ。その月に新たに名簿へ加わった買い手へ取引所外で売っていた製油所は、8ポイントの上限の範囲でその数量を算入し、満たせなかった下限を埋められる。そうした販売がなかった製油所は、この政令から何も得られない。
背景は政令にない。同じ日、政府は燃料市場に関するアレクサンドル・ノバク主宰の会議の記録を公表した。独占禁止当局は「55件を立件し、83件の警告を発し、うち51件が履行された」、供給はエカテリンブルク、チェリャビンスク州、アルハンゲリスク州、トベリ州、ベルゴロド州、ペルミ地方、クラスノダール地方について「手動方式で」組まれており、垂直統合型の石油会社は「燃料の小売価格を、従前に合意された、インフレ水準に近いパラメータの範囲に保っている」という。製油所への攻撃のあと生産は落ちた。下限は生産に対する比率である。下限は達成が難しくなった。
これは三週間で三つ目の燃料市場の決定であり、先に軽油の輸出拡大の先送りとガソリン品質等級の2027年7月までの引き下げを伝えた。ロシアが石油・ガスの税優遇を採点する価格を定めた政令1155からは三日後である。
これが我々のモデルに与える変化
何もない。金額が小さいからではない。予算の石油・ガス収入は8項目のうち二番目に弱く、100点中14点——移動12か月の実質収入は2021年合計の56.9%、7月時点である。しかし我々のパーサーが読む行は、財務省の月次執行表にある「Нефтегазовые доходы」という単一の集計行で、内訳なしに公表される。本日のファイルを確認した。逆物品税もダンパーも、そこでは切り分けられない。だから、この政令が石油・ガスの経路に効くとは言えるが、自分たちの系列で示すことはできない。
耐久力指数は100点中47.2点、ストレス圏、前日の46.8から上昇した。本日のデータ更新は8項目のうち2項目を動かした。移動12か月の連邦財政赤字は8月時点でGDP比3.27%から3.29%となり、評点は65のまま。移動の地方連結収支は−1.616から−1.509兆ルーブルへ改善し、評点は28から31に上がった。判定は変わらない。トリガーなし。
わからないこと
いくらかかるのか。 政令にも、公開された解説にも、この規定によって7月と8月に維持される控除額をルーブルで示したものはない。まだ存在しないエネルギー省の名簿と、公開されていない税務データがなければ、外部から数字は算出できない。
ダンパーも税率とともに落ちるのか。 税率ゼロは第200条の控除のうち倍にされた物品税の項をゼロにする。ダンパーは同じ式に別の加算項として入っており、法典からそれが一緒に消えるとは確認できなかった。逆物品税がゼロになるとは言うが、ダンパーについてはそう言わない。
何社の製油所が下限を外したのか。 この数字は税務当局と独占禁止当局が把握しており、公表されていない。今回のセッションで fas.gov.ru は応答しなかったため、発電設備所有者の名簿がそこで公表されたかどうかも確認できなかった。
なぜ説明資料がないのか。 regulation.gov.ru はこの政令について何も返さず、政府も告知しなかった——同じ日に燃料会議の記事は出したにもかかわらず。動機は本文と日付から再構成したものであり、どこかで述べられたものではない。