9月14日、中央銀行が月次の「業種別資金フロー・モニタリング」第9号(通巻114号)を公表した。ロシア銀行の決済システムを通った8月31日までの支払いを扱う。冒頭の一文は増加を伝える。そこから20ページ後の表では、政府需要業種への入金が前年比20.0%減、一方で消費者向け業種は12.5%増である。中央銀行の要約は最初の数字から始まる。二つ目は表10にある。
中央銀行が公表したこと
1ページ目。
「2026年8月、ロシア銀行の決済システムを通じて行われた入金額は、2026年第2四半期の平均水準と比べて2.6%増加した。採掘、石油製品、公共行政を除くと、入金は5.6%増加した。消費需要、中間需要、外需の業種で受取の増加が記録された。」
この二つ目の数字は国家部門だけを取り出したものではない。採掘と石油製品も除いているからだ。それを取り出す行は表1にある。採掘と石油製品だけを除くと、フローは2.0%の伸びだった。ここに公共行政を加えて除くと5.6%になる。この3.6ポイントが、全体に対する国家部門の重みである。同じ要約の二段落あと。
「8月、政府需要業種における受取額は8.5%減少した。減少への主要な寄与は、引き続き公共行政機関の活動(84)によるものである。」
表にある数字
表1は各月を前四半期平均と比べ、季節調整済みで示す。表10はより単純に、前年同期と比べる。政府需要の行は、2025年第3四半期+2.4%、第4四半期+1.2%、次いで2026年第1四半期−2.2%、第2四半期−14.0%、6月−18.7%、7月−22.6%、8月−20.0%。年の変わり目にプラスからマイナスへ転じ、以後は四半期ごとに落ち込みが深まっている。
同じ月について、表が示す経済の残りの部分は、消費需要+12.5%、中間需要+8.4%、外需+4.0%。もう一つのマイナスは投資需要の−12.0%で、7月は−13.7%、第2四半期は−14.2%だった。業種の付加価値シェアで加重した総フローは前年比+3.3%、採掘・石油製品・公共行政を除けば+5.5%である。
下押しの中心は一業種
表3は、政府需要のグループを、グループ内の各業種のウェイトで加重した寄与に分解する。分類の第84類——「公共行政機関の活動」——はグループ内ウェイトが60.4で、8月の寄与は−19.4ポイント、7月は−18.5、第2四半期全体では−11.8だった。2025年第4四半期には同じ寄与が+3.9である。
表9は、この類自体の前四半期平均に対する伸び率を示す。8月−32.1%、7月−30.6%、6月−17.5%、5月−26.8%。
新学年の開始が一部を打ち消している。教育(85)は8月、自身の伸び率+55.8%でグループに+10.1ポイント寄与し、保健(86)がさらに+0.5。いずれも主に地方予算から手当てされ、いずれもプラスである。落ち込みは第84類にあり、中央銀行はこの類を連邦の機関と地方の機関に分けていない。
この系列が何であり、何でないか
中央銀行は限界を明示している。ここではそれが普段以上に重い。
対象範囲は限られる。これはロシア銀行のシステムを通る支払いであり、「LORO/NOSTRO 口座による支払い、銀行内振替、他の決済システムを通じた振替を考慮すると、実施される支払いの半分に満たない範囲をカバーする」。
データはウィンザー化されている。業種ごとに「ゼロでない支払いの分布の99.5パーセンタイル」に境界が設けられ、「この閾値を超える支払額は、設定された境界の値に置き換えられる」。大口の一回限りの予算移転は、全額では系列に入らない。これは支払いの総額よりも広がりと頻度を測るものであり、−20%を「国家支出が5分の1減った」と読む読者は読み違えている。
ウェイトは系列の途中で変わった。「2026年7月までは付加価値シェアの算定の基準年は2018年だった。その後、基準年を2023年とするウェイト算定へ移行した。」それ自体が水準をどれだけずらしたかは、文書に示されていない。
業種の帰属は、国家登記簿における受取側の主たる事業コードによる。中央銀行は第84類を防衛と民生に、あるいは連邦と地方に分けていない。この文書のどこにも、これが軍事支払いだとは書かれておらず、我々もそうは言わない。
支払いの系列がなぜ戦費の問題なのか
見えるものが違うからである。財務省の8月の執行表は今月公表され、同じ時期に手元へ届いた——今日読んだ——が、そこにあるのは予算機能別の現金合計であって、請負業者への支払い元となる口座に着金した金ではない。この順番待ちを直接測る系列はロシア統計局の延滞売掛金で、1四半期後にしか出ず、しかもロシア統計局は6日間アクセス不能のままだ。公共行政機関への入金とは、そのあと請負業者に支払う機関の口座に入る金である。その流れが2か月続けて前四半期平均を3分の1下回る一方、消費部門が年12%で伸びているなら、示しているのは全般的な冷え込みではなく、支払いの順番待ちだ。
その列こそ、我々の最も弱い指標の出どころである。同じ仕組みは、企業向け貸出の加速と予算支出の減速を結びつけた中央銀行自身の銀行セクター・レビューにも、国家プロジェクトが8月の1か月で支出した5804億ルーブルにも見えていた。先送りされた支払いは、節約された支払いではない。
これが我々のモデルに与える変化
何もない。支払いフローの系列は8項目のいずれでもなく、分析刊行物は指数に入らない。
延滞売掛金は6月末時点のデータで100点中9点と、引き続き最も弱い。連邦の財政赤字は8月までの移動12か月でGDP比3.29%、評点65——本日のデータ更新で3.27%から上昇した——地方予算は−1.616から−1.509兆ルーブルへ改善し、評点は28から31に上がった。耐久力指数は100点中47.2点、ストレス圏、前日は46.8。トリガーなし。
わからないこと
削減なのか遅延なのか。 この系列が記録するのは支払いであって債務ではない。8月に払われなかった金は10月に払われうる。先送りと削減は、この系列では同じに見える。だからこそ我々はこれを支出の数字ではなく、延滞売掛金の先行シグナルとして見ている。
第84類の内側で何が落ちたのか。 中央銀行が公表するのは類であって、その中身ではない。賃金、調達、請負業者への支払い、予算間の資金移転が同じ一行に入っている。
下げのどれだけが新しいウェイトによるものか。 基準年は2026年7月に2018年から2023年へ変わった。まさに我々が読んでいる比較の途中である。文書はその効果を数値化していない。
下げが続くかどうか。 刊行は月次であり、9月の数字が、8月の−20.0%が底なのか段なのかを示す。