9月18日、ロシア政府は占領下のザポリッジャ州で生産されたひまわり油について、無関税の輸出経路を開いた。関税割当6000トン、その枠内の輸出関税は0、期限は2026年12月31日まで。割当を配分するのは、州の最高公職者、これを代理する者、または同人が権限を与えた副職者である。
政令第1190号はスキャンであり、二つの附属書を含む全8ページを読んだ。重要なのは6000という数字それ自体ではない。同じ州が昨年、同じ産品について持っていた25000と比べた6000であり、2026年の最初の260日間、年次法令にこの経路がなかったという事実と比べた6000である。
政令が定めるもの
「1. 本政令の施行日から2026年12月31日までの期間について、ユーラシア経済連合の構成国でない国へロシア連邦の領域外へ輸出される、ザポリッジャ州の領域で生産され輸出の税関手続に置かれるひまわり油〈…〉につき、6000トンの数量の関税割当を設定する。」
附属書第1号は、枠内の税率を五つの税関コードすべてについて1トンあたり0ルーブルと定める。枠外には、2021年4月6日付政令第546号による通常の変動税率を引き続き適用する。第9項により、政令は公布日の9月18日に施行された。
割当を使うには産業貿易省の一回限りの輸出ライセンスが必要であり、その前提として州の決定を得なければならない。
この経路は今年の法令に入っていなかった
占領地域向けの割当は通常、年に一度、暦年について定められる。私たちは関係する二つの年次法令をいずれも全文読んだ。
2025年12月23日付政令第2106号、すなわち2026年向けの法令は、穀物のみを対象とする。小麦およびメスリン、大麦、トウモロコシを、ドネツク人民共和国、ルハンシク人民共和国、ザポリッジャ州、ヘルソン州について定めている。ひまわり油はどこにも現れない——表題にも、第1項にも、穀物数量の一行だけからなる附属書第1号にもない。その行のザポリッジャ州の数字は500000トンである。
2024年12月26日付政令第1900号、すなわち2025年向けの法令はもっと広い。その附属書第1号には三つの行があり、うち二つの行では一列を除くすべての列がダッシュになっている。
- 穀物——ドネツク150000トン、ルハンシク140000トン、ザポリッジャ1000000トン、ヘルソン700000トン
- ひまわり油——ザポリッジャ25000トン、他の三つには何もなし
- ひまわり粕——ザポリッジャ35000トン、他の三つには何もなし
つまり油と粕の割当はザポリッジャ州だけに適用され、2026年向けの法令が書かれたときに両方とも外された。九か月後、別の政令で油の割当だけが復活し、粕の割当は復活しなかった。
算術
数量。 6000トンは、州が2025年に保有していた25000トンの24パーセントである。
期間。 2025年の割当は暦年全体に適用された。今回は9月18日から12月31日まで——105日、1年の29パーセントである。1月1日から9月17日までの260日間、年次法令に油の割当はなかった。
穀物の行も変わった。 ザポリッジャ州の穀物割当は2025年向けの1000000トンから2026年向けの500000トンへ——ちょうど半分になった。この半減は年次法令に記されており、今週の政令とは関係がない。同じ州、同じ手段、同じ二つの文書なので併記する。
免除される関税額をルーブルでは示さない。政令は枠内の税率をゼロと定めるだけで、そうでなければいくらだったかについては何も述べていない。政令546号による枠外税率は、農業省が毎月計算して公表する変動税率であり、9月の数字を今回のセッションで一次資料に当たって確認してはいない。6000トンに未確認の税率を掛けた数字は、このサイトには掲載しない。文書が実際に定めているのは上限である。税率がいくらであれ、免税対象は6000トンまでに限られる。
誰が配分先を決めるのか
ここが政令のうちトン数についてではない部分である。第3項:
「3. 関税割当の配分は、ザポリッジャ州の最高公職者(これを代理する者)または同人が権限を与えた、ザポリッジャ州の最高執行機関の副議長を下回らない職にある者が、対外貿易活動の参加者の申請に基づき申請手続により、ロシア連邦経済発展省、ロシア連邦農業省およびロシア連邦産業貿易省との合意のうえでザポリッジャ州の最高公職者(これを代理する者)が承認する規則に従って行う。」
同じ当局が割当の配分規則を定め、配分も行う。三つの連邦省は規則に同意するが、配分を決定しない。各決定は附属書第2号の様式で発出され、写しは1営業日以内にそのうち二つの省へ送られる。この決定が輸出ライセンス取得の前提となる。
この仕組みは新設ではなく、従来の制度を引き継いだものだ。政令2106号は穀物について四つの州それぞれの長に同じ権限を与えており、政令1900号も2025年に同じことをしていた。政令1190号に固有なのは、その権限がいまや一つの州、一つの産品、1年の三分の一未満に限られる経路に適用される点である。
これが私たちのモデルに与える変化
何も変わらず、今後も変化は見込まない。ひまわり油の輸出関税は連邦予算の石油・ガス以外の歳入であるため、影響が出るとすれば財政赤字——12か月移動赤字がGDP比3.3%で100点中65点——に表れる。私たちはこの政令をその尺度の上に置かない。そうするには、いま計算を拒んだばかりのルーブルの数字が要るからである。より狭く言えることはこうだ。政令は金額を一切公表しておらず、この指標が読み取る数字を生む要素もそこにはない。
私たちが取り上げる理由は、費用の大きさではなく、それが示すものにある。占領下の州のための歳入経路が年の大半にわたって閉じられ、最後の数か月だけ、かつての4分の1の規模で再開され、その配分が任命された一人の官員の手に置かれている。耐久力指数は100点中47.3点、ストレス圏にあり、今日はどの指標も動いていない。8指標の現況はモニターで確認できる。
私たちが知らないこと
なぜ油と粕が2026年向けの法令から外れたのか。 政令2106号にも政令1190号にも説明資料はなく、公表されたものも見つからなかった。
1月から9月までの空白を何かが埋めていたのか。 2026年向けの年次法令が穀物のみを対象とすること、そして政令1190号が自らの割当を1月1日ではなく9月18日から起算していることは確認した。今年発出されたすべての政府法令を網羅的に調べたわけではない。ここで述べているのは年次法令とこの政令についてであり、その間に他の制度がこの産品に適用されなかったと主張しているのではない。
2025年の割当が使い切られたのかどうか。 25000トンのうちどれだけが実際に輸出されたかのデータはない。割当は権利であって出荷ではなく、未消化の枠の24パーセントと、全量を消化した枠の24パーセントとでは意味が異なる。
なぜ粕は戻らなかったのか。 二つのうち2025年に大きい方の割当を持っていたのはひまわり粕の35000トンである。政令1190号はそれに言及していない。
誰がライセンスを受け取るのか。 政令は決定の様式とライセンス取得の手続きを定める。交付先については何も公表されておらず、配分規則は政令公布の時点で承認されていなかった。
9月の関税率。 政令546号による変動税率が、ルーブル換算に必要な数字である。今回のセッションでは農業省自身のその公表を読んでおらず、だからこそ上にルーブルの金額は一つも現れない。